いぬのひと。

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秋田犬はアキタイヌ? アキタケン?

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(photo byhttp://www.jkc.or.jp/modules/worlddogs/entry.php?entryID=83&categoryID=5

 

あなたは秋田犬を”アキタケン”と読みますか? ”アキタイヌ”と読みますか?

 

日本一有名な血統書団体・JKCの登録は「秋田 - AKITA」であり、ケンかイヌかの指定がされていません。

 

ですが、その名称に犬を付けるとき、秋田犬の正式な読み方は”アキタイヌ”だとされています。

 

なぜならば、日本犬の血統書を発行している団体「日本犬保存会」が、この読み方を指定しているからです。

 

www.nihonken-hozonkai.or.jp

 

 

「日本犬保存会」の指定では、秋田犬は”アキタイヌ”、柴犬は”シバイヌ”です。

またそれ以外の日本犬の名称に犬が付くときは、基本的に”ケン”と読みます。

甲斐犬(カイケン)、紀州犬(キシュウケン)、北海道犬(ホッカイドウケン)、四国犬(シコクケン)ですね。

 

「日本犬保存会」は、日本国内最古の犬種団体です。

天然記念物に指定されている上記日本犬6種類の保存において中心的な役割を果たしている団体で、JKCと同様に血統書も発行しています。

 

つまりこれら6種類の日本犬は、JKCの血統書を持つ犬と日本犬保存会の血統書を持つ犬の両方が存在するのです。

 

その場合、血統書の内容が全く同じなのでしょうか。

また、血統書登録団体が異なる場合、交配の際に不都合はあるのでしょうか。

 

(続く)

 

<その他参考にしたページ>

www.jkc.or.jp

 

ハチ公クラブ/犬(いぬ)と犬(けん)