いぬのひと。

犬が大好き犬の人。犬情報などをつづります。

老犬ブーム到来 その4

老犬のケアが今後注目される分野であると伝われば、とても嬉しい。

 

日本では、人は65歳から74歳までを「前期高齢者」、75歳から89歳までを「後期高齢者」、90歳以上を「超高齢者」としている。

また現在は元気な高齢者が増え、超高齢社会に向けて「高齢者」を定義する年齢の引き上げが検討されている。

 

年齢に左右されず若々しい人はたくさんいるし、誰であれ年齢問わず体調を崩す可能性は大いにあると思うけれど、老犬について考えるうえで、老人の年齢と対応させて考えてみた。

 

inujin.com

 

人の65歳は、小型犬12歳、中型犬10歳、大型犬8歳にほぼ該当する。

人の75歳は、小型犬14歳、中型犬12歳、大型犬10歳にほぼ該当する。

つまり、だいたい10歳をめどに老犬になるのだ。

 

現に、作者不明の短編詩『犬の十戒』(犬の十戒・猫の十戒 | 公益社団法人日本愛玩動物協会 長崎県支所)では、犬の生涯はだいたい10年から15年と考えられていた。

また、『犬の十戒』をもとに制作され2003年に放映された日本映画『犬と私の10の約束』(犬と私の10の約束 | テレビ東京)では、犬の寿命は10年ぐらいと考えられていた。

 

小型犬の10歳は、人の56歳。

中型犬の10歳は、人の63歳。

大型犬の10歳は、人の75歳。

誰もがみんな、時は戻らず年を重ねる。

 

老犬ブームは、すでにペットと人が一緒に入れるお墓や、老犬ホームまで生み出している。(ペットと一緒に入れるお墓 - 人とペットが一緒に入れるお墓 - ペットのお墓 ペット供養と納骨

在宅介護の分野も、充実しつつある。(犬、猫、小動物の在宅酸素吸入|ペット用酸素ハウス|テルコム株式会社

 

老犬ブーム到来により、今後のペット業界の動向には目が離せなくなった。